〜小さな心に届く、やさしい
コミュニケーションのコツ〜
毎日子育てをしていると、ついイライラして
しまって「ダメでしょ!」や
「何度言ったらわかるの!」
「いい加減にしなさい!」という言葉が
口をついて出てしまうこと、ありませんか?
特に、言葉が少しずつ育ってくる1〜3歳頃の
子どもは、まだまだ自分の気持ちをうまく
表現できなかったり、行動の理由を説明
できなかったりします。
それなのに、
「どうして分からないの?」
「さっき言ったばっかりなのに…」
と、つい“叱る言葉”で伝えてしまいがち
なんですよね。
でも実は、叱らなくても、ちゃんと
伝わる言葉がけがたくさんあるんです。
今回は、保育士として、
そして2児のママとして実践している、
3歳までに意識したい声かけのコツを
お伝えします。
なぜ叱らずに伝えることが大事なの?

3歳までの子どもは、まだ
「自分をコントロールする力(自己抑制)」が
未発達です!
つまり、「やっちゃダメ」と言われても、
どうしたらいいか分からないし、
感情にまかせて動いてしまうのが自然な姿
なんです。
この時期に“怒られてばかり”だと…
「どうせダメなんだ」
「ぼくは悪い子なんだ」
「ママはわかってくれない」
…と、自己肯定感が下がってしまうことも…
逆に、「気持ちを理解してもらった」
「自分のやりたい気持ちを受け止めてもらえた」という経験は、心を豊かに育ててくれます。
保育士&ママが実践している言葉がけの工夫

🌱①「ダメ!」より「してほしいこと」を伝える
✖「走っちゃダメ!」
〇「ゆっくり歩こうね」「おててつなごうか」
→ “禁止”ではなく、“具体的な指示”で
伝えると、子どもも行動に移しやすくなります。
🌱②「気持ちに名前をつける」
✖「泣かないの!」
〇「悔しかったんだね」
「悲しくなっちゃったね」
→ 自分の気持ちを理解されると、
子どもはスーッと落ち着きます。
「ママはわかってくれてる」という安心感が、
次の行動につながります。
🌱③「一緒に〇〇しよう」の誘いかけ
✖「早く片付けなさい」
〇「ママと一緒におもちゃさん、
おうちに戻そうか」
→ 「一緒に」は魔法の言葉。3歳までは
“してあげる”より“やってみる機会”を
作ってあげるのが大切です。
🌱④「〜しないで」より「こうするといいよ」
✖「たたかないで!」
〇「手はやさしく使おうね」
「痛いから、やめてって言おうね」
→ 「やっちゃいけない」だけではなく、
「どうしたらよかったか」を具体的に
教えてあげることで、学びにつながります。
🌱⑤「怒ってるんじゃない、心配なんだよ」
✖「またそんなことして!」
〇「ママはびっくりしたよ。
ケガしないか心配だったよ。」
→ 子どもは「怒られた」より、
「ママが心配してくれた」と受け取ることで、
納得しやすくなります。
子どもの「今」を受け止めることが未来につながる
子どもは、毎日がはじめての連続です。
大人のように上手に話せなくても、
泣いたり、怒ったり、叫んだりしながら、
自分の気持ちを伝えようとしています。
その一つひとつに対して、「ダメ!」
「やめて!」と反応するのではなく、
「どうしたのかな?」
「困ってるんだね」
「ママはあなたのこと、ちゃんと見てるよ」
そんな言葉を重ねていくことで、
子どもは「信じてもらえる」
「伝えていいんだ」と感じられるように
なります。
まとめ:叱らなくても、伝えることはできる

3歳までの子どもは、「善悪」で
行動していません。
すべては“自分の気持ち”と“経験の少なさ”から
くるものなのです。
だからこそ、この時期は
「怒る」より「教える」
「指示する」より「共感する」
が効果的なんです。
そして何より、“ママやパパが怒らずに
関わってくれる”という安心感が、
子どもの心の土台になります。
きっと、心の中にすっと届く言葉が
見つかるはずです。
とはいえ じゃぁずっと叱らずにいくのかと
いう疑問は出てくると思います。
私は命の危険があるもの
大怪我をする&させること は
はっきり1回ビシッと言って
あとから理由を話すようにしています。
叱らない育児叱らない育児とよく耳にする
とは思いますが、まずは親の心の余裕が
大事です。自分の心のケアをしっかり行って
声掛けの工夫もチャレンジ
してみてくださいね!!