〜「うちの子はうちの子」と信じる力〜
育児をしていると、ふと気づく瞬間があります。
「同じ月齢のあの子はもうしゃべってるのに…」
「SNSで見た子はすでにトイトレ完了してる!」
「上の子のときはもっと早かったのに…」
こうして、つい“わが子”を“よその子”や“兄弟”と
比べてしまうことって、ありませんか?
私はあります。
むしろ、「比べない育児」を意識していても、
心のどこかで気になってしまうんですよね
でも実は子どもの成長って、
本当に一人ひとり違うんです。
今回は、保育士として数百人の子どもと
関わってきた経験と、2児のママとして
感じていることをもとに、
「比べすぎない育児」の大切さと、
気持ちの整理のヒントをお届けします。
子どもの成長って、なぜそんなに差が出るの?

子どもの発達には「個人差」がつきものです。
これは性格だけでなく、体の成長スピード、
言葉、運動、心の育ちすべてに言えることです。
保育士から見た「比べすぎ」の影響
子どもはとても敏感です。
ママやパパが「なんでできないの?」
「〇〇ちゃんはもうやってるのに」と
言ってしまうと、
自信をなくす
やる気が出ない
できないことを隠すようになる
など、心の負担がかかってしまうことも。
保育園でも、「比べられている」と
感じる子は、できる子の前ではあえて
やらなかったり、甘えて赤ちゃん返りすることがあります。
つまり、“比較される=自分は劣っている”と
感じてしまう可能性があるのです。
比べすぎない育児のすすめ:5つのヒント

🌱① 成長は「点」ではなく「線」で見る
今日はできなかったかもしれない。
でも、1ヶ月後・半年後に振り返れば、
ちゃんと伸びています。
→ 「今できること」に目を向けて、
「昨日のうちの子」と比べてみることが大切。
🌱② できるようになったときの“嬉しさ”を倍味わえる
ゆっくりだったからこそ、「できた!」が
心に残ります。
“初めて自分で靴を履いた日”、
“「ありがとう」と言えた瞬間”…
→ 他の子より遅くたって、我が子の成長は
世界一感動するんです。
🌱③ 「この子の“得意”はどこ?」に視点を変える
運動は苦手でも、絵をじっくり描くのが好き。
人見知りだけど、家族にはとても優しい。
→ 「できないこと」より「その子の素敵な
ところ」に注目すると、見方がガラッと
変わります。
🌱④ SNSは“参考”程度に見る
SNSでは「うまくいった姿」「理想の育児」が
切り取られて投稿されています。
でも、裏では苦労していたり、別の面では
悩んでいるママもたくさんいます。
→ “見えているのは一部分”だと意識して、
自分と比べすぎないことが大事。
🌱⑤ 不安になったら、誰かに話してみる
保育士や保健師さんに相談
同じ月齢のママ友に聞いてみる
子育て経験者に気持ちを聞いてもらう
→ 「あ、みんなそうだったんだ」って
気づけるだけで、心が軽くなります。
🌱⑥専門家に見てもらう
本当に発達について気になったら最終的には
これです。ただ、2歳頃までは様子を
見ましょうと言われることが多い気はします。
保育士さんにまずは園での様子を聞く
発達相談をしている小児科に行く
一歳半検診、三歳児検診で相談する
専門家に園での様子を見てもらう
やっぱり家での様子と集団生活では
見せる姿は違うので、専門家に
それを相談するのはありだと思います🙆♀️
最後に:その子にしかない“育ち方”がある

子どもは一人ひとり違います。
だから、育ちのスピードも、興味の方向も
違って当たり前。
つい比べたくなるときは、
「この子はどんな子になろうと
しているのかな?」と問いかけてみてください。
きっと、その子だけの“素敵な育ちの物語”が
見えてきます。
まとめ:「うちの子はうちの子」それでいい

比べて落ち込んでしまうのは、
それだけわが子を大切に
思っているからですよね。
でもその子のペースを信じて待つことも、
愛情の大きなかたちのひとつです。
焦らず、周りと違っても大丈夫。
「うちの子はうちの子」を心に置いて、
今日も笑って育児していきましょうね。