「ママじゃなきゃイヤ!」
「パパじゃダメ!」
特に1〜3歳ごろの幼児期には、こうした
“分離不安”が強く出る時期があります。
朝の登園で大泣きしたり、祖父母に
預けられないなど、親にとっては大変な
場面も多いですよね。
でも実は、この「ママじゃなきゃ!」という
気持ちも、子どもの心が育つ大切な
過程なのです。
この記事では、分離不安が起こる理由と、
親ができる対応方法についてまとめました。
🎈 分離不安とは?

分離不安とは、子どもが親と離れることに
強い不安を感じる状態を指します。
1歳前後から始まり、2歳ごろにピークを
迎えることが多いです。
「ママが見えなくなると泣き出す」
「パパでは泣き止まない」
こうした行動は、親への愛着がしっかり
育っている証拠でもあります。
🤔 なぜ「ママじゃなきゃ」になるの?

🌱愛着形成の表れ
「大好きな人と離れるのが怖い」という
気持ち。信頼関係がしっかりできている
証拠です。
🌱見通しが持てない
幼児期は「ママは必ず戻ってくる」という
理解がまだ十分でないため、不安に
なりやすいのです。
🌱生活の変化
保育園の入園、引っ越し、きょうだいの
誕生など環境の変化で不安が強まることも
あります。
👉 つまり「甘えすぎ」「わがまま」ではなく、成長の一部なのです。
👩👦 分離不安への対応法

① 気持ちを受け止める
「ママがいいんだね」
「ママといたいんだよね」と気持ちを
言葉にしてあげると、安心感が増します。
② 置き換えの存在をつくる
お気に入りのぬいぐるみやハンカチなど、
安心できるアイテムを持たせるのも効果的。
保育園では「安心グッズ」として活用している
子も多いです。
③ スモールステップで慣れる
いきなり長時間離れるのではなく、短時間から
少しずつ預けることで「またママは戻ってくる」と学んでいきます。
④ 笑顔で送り出す
親が不安そうにすると、その気持ちが子どもに
伝わってしまいます。
短く「いってらっしゃい」「あとで迎えに
来るね」と笑顔で伝えることがポイントです。
⑤ 戻ったらしっかり甘えさせる
迎えに行った後は「待っていてくれてありがとう」とハグやスキンシップをしましょう。
安心感が積み重なると、次第に分離不安は
和らいでいきます。
🏡 家庭でできる工夫

🎈バイバイの練習
家の中でも「ちょっと洗濯してくるね」と
声をかけて短い別れを体験する。
🎈予告を伝える
「これからパパと遊んでね、ママは買い物
行ってくるよ」と事前に知らせると安心します。
🎈「ママが戻る」経験を重ねる
繰り返しの体験で「必ず戻ってくる」という
理解が育ちます。
🌱 保育士から伝えたいこと

保育園でも朝は泣いて離れられなくても、
しばらくすると遊びに夢中になる子は
たくさんいます。
泣くことは「ママと離れるのが不安」という
自然な反応です。
無理に泣かせないようにする必要はなく、
泣いても大丈夫だよ、安心してねと寄り添う
ことが一番の支えになります。
✅ まとめ

- 「ママじゃなきゃイヤ!」は分離不安の表れで、成長の一過程
- 気持ちを受け止め、安心できる存在(ぬいぐるみ・親の言葉)を用意する
- 短時間から徐々に慣れさせる
- 親が笑顔で送り出し、迎えた後はたっぷり甘えさせる
分離不安は永遠に続くわけではありません。
大好きな人と離れるのがつらいのは、
それだけ強い絆がある証拠です。
子どもが「ママじゃなくても大丈夫」と
思える日が必ず来ます。
それまでは、安心できる時間と経験を
少しずつ積み重ねていきましょう🌸