😴「お昼寝イヤ!」は成長のサイン?
「寝る時間だよ」と声をかけると、
「まだ寝ない!」「眠くない!」と泣いたり
怒ったり…。
お昼寝タイムが毎日の小さなバトルに
なっていませんか?
でも実は、「お昼寝を嫌がる」こと自体は、
子どもの心と体が成長しているサインでも
あるんです。
お昼寝が減っていくのは自然な流れ。
年齢に合わせて対応すれば、無理なく
乗り越えられます🌿
🌱 お昼寝の必要性と年齢の目安

生まれてからしばらくの間、赤ちゃんは一日の
大半を寝て過ごします。
🍀1歳頃までは午前・午後の2回ほど
お昼寝をすることが多く、睡眠は
“成長の栄養”のようなもの。
🍀2歳頃になると、体力がついてきて
午前中のお昼寝がなくなり、午後に1〜2時間
ほど眠るスタイルが一般的になります。
この時期になると「寝たくない」と言い出す
日も増えますが、体の回復にはまだお昼寝が
必要です。
🍀3歳を過ぎると、昼間の活動量が増えて
リズムが安定してきます。
お昼寝が必要な日もあれば、元気に遊び
続けて夜まで持つ日もあります。
個人差が大きく、「お昼寝をする子」と
「しない子」に分かれてくるのがこの時期です。
🍀4〜5歳ごろになると、ほとんどの子が
お昼寝卒業のタイミングを迎えます。
夜しっかり眠れるようになり、昼間の睡眠を
取らなくても問題ない体になっていくのです。
つまり、お昼寝を嫌がるようになるのは、
「体が昼間の睡眠を必要としなくなってきた」
という自然な成長の証拠なんですね🌼
🌼 年齢別:お昼寝を嫌がるときの対応

🍼【1〜2歳】眠いのに寝たくない!
この時期の「寝たくない」は、本当は眠いのに
気持ちが落ち着かないパターンがほとんどです。
まだまだ体力的にはお昼寝が必要なので、
環境を整えてあげることが大切です。
💡対応ポイント
- 部屋を少し暗くして静かにする
- 絵本を読む、子守唄を歌うなど“眠る前の合図”を作る
- 「寝なさい」ではなく「ゴロンしてみようか」と優しく誘う
眠ることを“強制”ではなく、“安心できる時間”と
して感じられるようにしましょう。
🧸【3歳】遊びたい気持ちが勝つ時期
3歳ごろは、自我が育ち「まだ遊びたい!」と
主張するようになります。
日によって眠い日・眠くない日の差があり、
リズムが安定しにくいのもこの時期の特徴です。
💡対応ポイント
- 「遊びたい気持ちもわかるよ」と共感する
- 「少し休んでからまた遊ぼうね」と見通しを伝える
- 寝ない日があっても焦らない
もし眠れなくても、布団の上で絵本を見たり
ゴロゴロするだけでOK。
“休む”ことができれば十分です。
🌼【4〜5歳】昼寝卒業のタイミング
4歳を過ぎると、お昼寝が必要ない子が
多くなります。
昼寝をすると夜に寝つけなかったり、逆に
機嫌が悪くなったりする場合もあります。
💡対応ポイント
- お昼寝時間を短くする(30分以内)
- 寝ない日は静かに過ごす時間にする
- 夜は19〜20時台に早めの就寝を意識
お昼寝よりも「夜ぐっすり眠る」ほうが大切な
時期です。
お昼寝にこだわらず、生活全体のリズムを
整えていきましょう。
🌞 無理に寝かせない勇気も大切

眠たくない子を無理に寝かせようとすると、
かえってストレスになります。
「寝ない日があってもいい」「今日は元気に
遊んだから十分!」と考えてOKです。
お昼寝の目的は、体と心を休めること。
眠らなくても、静かに絵本を見たり、音楽を
聴いたりする時間があれば、しっかり休息
できます🌿
🏠 保育園と家庭でリズムが違うとき

保育園では決まった時間にお昼寝をすることが
多いですが、
家庭では「全然寝ない」「夜に寝つきが
悪くなる」などの差が出ることがあります。
そんなときは、
- 休日はお昼寝を短く or なしにしてみる
- 夜の就寝時間を早める
- 午前中にしっかり体を動かす
など、家庭のペースに合わせて柔軟に調整して
大丈夫です。
園で眠るのは「みんな一緒」の安心感が
あるから。
家ではママ・パパのそばで安心して過ごせれば、それで十分です。
🌈 まとめ

- お昼寝を嫌がるのは自然な成長の流れ
- 1〜2歳はまだ必要、3歳で個人差が出て、4〜5歳で卒業が一般的
- 寝なくても「休む時間」があればOK
- 保育園と家庭で違っても気にしない
「お昼寝をしない=困ったこと」では
ありません。
「成長してきたんだね」と少し広い目で
見守ると、ママ・パパの気持ちもぐっと
ラクになります🌸
その子のペースで、無理なく心地よいリズムを
育てていきましょう。