🌱「自分でできる力」は小学校への第一歩
「もうすぐ小学生だけど、ちゃんと準備
できるかな?」
「身の回りのことを自分でできるように
したいけど、どこまで教えたらいい?」
こんな不安を感じるママ・パパも多いのでは
ないでしょうか。
実は、6歳までに身につけておきたいのは、
勉強よりも生活の基本的な習慣なんです。
食事・身支度・あいさつなどの“生活リズムの
土台”が整っていると、小学校生活への移行も
ぐっとスムーズになります🌸
🕒 生活習慣が身につくのは「毎日のくり返し」から

子どもが生活習慣を身につけるには、
“くり返す環境”を作ることが大切です。
「できた!」という達成感を積み重ねながら、
自信をつけていきます。
完璧にできなくても大丈夫。
少しずつ、自分で「やろう」と思える気持ちを
育てていきましょう。
🌞 6歳までに身につけたい生活習慣リスト

🧺 ① 朝の支度を自分でやる
起きて顔を洗い、服を着替える。
大人に言われなくても自然に動けるように
なると、登園や登校の準備がスムーズに
なります。
家庭での工夫
- 服・タオル・歯ブラシを“自分で取り出せる位置”に置く
- 「次は何をする?」と順番を言葉で確認する
- 朝の流れをイラストで掲示しておくのもおすすめです✨
🍚 ② 食事のマナーを覚える
食事は生活習慣の基本。
「いただきます」「ごちそうさま」を言える
こと、正しい姿勢で食べられることが大切です。
家庭での工夫
- 食事中はテレビを消して“会話の時間”にする
- お箸の持ち方は焦らず、遊びながら練習する
- 食べこぼしも「自分で拭こうね」と一緒に片づける
「楽しく食べる」経験が、マナーを自然に
身につける近道です🍽️
🚿 ③ トイレ・手洗いを自分でできる
トイレに行くタイミングや手洗いの流れを
自分で理解できるようになることは、
集団生活での大きな自信になります。
家庭での工夫
- 「行く時間」を生活のリズムに組み込む(朝起きたら・出かける前など)
- 手洗いは“うた”や“タイマー”で楽しく練習
- 「キレイになったね!」と肯定的な声かけを
🧦 ④ 脱いだ服や靴を片づける
自分の持ち物を自分で管理できる力は、
小学校でとても役立ちます。
家庭での工夫
- ランドセル置き場のように、“自分の定位置”を作る
- 「ここに置く」とルールを一緒に決める
- できたら「助かったよ」と感謝の言葉を伝える
“やらされる片づけ”ではなく、“自分のための
片づけ”として感じられるようにしましょう✨
😴 ⑤ 早寝早起きのリズムを整える
生活リズムの乱れは、集中力や気持ちの
安定にも影響します。
6歳までに「夜は寝る」「朝は起きる」という
習慣を身につけることがとても大切です。
家庭での工夫
- 就寝時間を決め、毎日できるだけ同じリズムで過ごす
- 寝る前のテレビ・スマホは控える
- 絵本やお話の時間を“眠る準備”として取り入れる
朝スッキリ起きられることで、一日の
スタートが気持ちよく切れます🌞
💬 ⑥ あいさつ・ありがとうを言える
社会の中で生きる第一歩は、
“人との関わり方”を知ること。
あいさつや感謝の言葉を自然に言える子は、
人間関係もスムーズに築けます。
家庭での工夫
- 家族同士で「おはよう」「ありがとう」を習慣に
- 子どもの前で大人があいさつする姿を見せる
- 言えたときは「気持ちが伝わったね」とフィードバックを
💪 ⑦ 自分のことを自分で考える
生活習慣の“最終ゴール”は、「やりなさい」と
言われなくても自分で考えて行動できる力。
失敗してもいいので、子どもが自分で選んで
やってみる経験を大切にしましょう。
家庭での工夫
- 「どうしたい?」と聞いて本人の意見を尊重する
- 小さな成功を一緒に喜ぶ
- 困ったときはすぐ手を出さず、「どうすればいいと思う?」と考えさせる
🌸 親の“見守り力”がカギ
生活習慣を身につけるうえで大切なのは、
「やらせる」よりも「見守る」こと。
子どもが自分で考えて行動したとき、たとえ
上手くいかなくても、「やってみよう」と
思えたこと自体を認めてあげましょう。
「一人でできるようになったね」
その言葉が、子どもの自己肯定感を大きく
育てます🌷
🌈 まとめ
6歳までに大切なのは、勉強より“生活の基本習慣”
- 「できるようにする」より「やりたくなる」環境づくり
- 親の“見守り”と“認める言葉”が子どもの自信を育てる
「できない」と焦るよりも、「少しずつ
できるようになっている」を感じながら、
親子で楽しんで生活習慣を育てていきましょう🌼

